新種牡馬モーリス・ドゥラメンテ、どう評価すべき？

2020年の新種牡馬・モーリスとドゥラメンテ。
産駒のデビューから6週たって、ドゥラメンテ産駒が3勝、モーリス産駒が1勝という成績だ。
ドゥラメンテ産駒は21戦、モーリス産駒は25戦しての勝利数ということで、ファンからは早くも不安説が囁かれる。
果たしてモーリス・ドゥラメンテは種牡馬として苦戦するのか？
それともここから盛り返し、名種牡馬としての階段を駆け上がっていくのか？
今回は2頭の新種牡馬の可能性について、改めて検討していく。
語り手は、ベストセラー「馬体は語る」の著者・治郎丸敬之さんと、「天才のPOG青本」執筆陣の1人である緒方きしん。

https://uma-furi.com/maurice-duramente/

リオンディーズさんにまとめてやられそう

晩成て言うのは良い言い訳だよな
数年後なら競馬ファンは忘れてくれるだろうって

日高の馬だからって逃げるなよ
ノーザンの繁殖に最高の育成しか走りませんなら
それは種牡馬能力の限界を示しているわ

ドゥラメンテなんてデビュー前まで散々晩成って言われてただろ

デビュー前は面白かったな
モーリス成功！ドゥラメンテ失敗！
いやモーリス失敗！ドゥラメンテ成功！
て盛り上がってたなあ…

今年モーリスをつけた生産者は顔真っ青だろうな
高い種付け料払って走らないってのはかわいそう

普通にリオンディーズ産駒の方が走るんじゃない
リオンはそんなにいい繁殖馬でなくても
一度使えば二走目に変わり身見せる仔が多い

リオンディーズとラブリーデイの方がやりそうなんだよなあ

ラブリーデイの方が勝たなくても
おおっと思わせる馬が数頭いたわ

モーリスは論外として
ドゥラメンテに700万払うなら
リオンディーズ付けた方がいいだろ

ディープが化け物過ぎてそれ以下なんて誤差
モーリスもキズナも大差ないと思う

ノーザンの大バックアップを受ければ
どんな馬でもそれなりの結果を出す

なんて思ってたけどそんなことはなかったね

モーリスは評判馬が出てきても勝てないけど
ドゥラメンテは評判馬が大体は勝ってるから上々じゃないか

まだまだ判断するには早すぎる
春まで気長に

早めに勝ち上がって早めにクラシックに十分な賞金積む事が期待されるだろうに春まで気長に待つ意味はあるんだろうか

タイムと上がり3f見るとダノンシュネラとアスコルターレはそれなりに走るだろうな
後者は二歳のOP勝って終わりってタイプだとは思うけど

モーリスはマジで昇級で通用しそうな馬が一頭もいない
運よく未勝利勝ってもそれで終わりって馬が大半だと思う

モーリスって所詮スクリーンヒーローの息子だしなー
鼻から大成功はムリやと思ってたわ
ま、これから確変で強い子が生まれる可能性はあるけど

たった1ヶ月で判断とか早漏にも程がある

始まって２ヶ月もたってない内の好調不調で成功か失敗かなんてわかるわけないだろ
騒いでる奴も大半はそんな事わかってやってんだろうけど

少なくともセレクト見る限りドゥラメンテはそれなりにやってる、モーリスは落第と言うのが価格から見る馬主サイドの評価だろ

2歳夏向きじゃないのはわかったけど
失敗と判断するのは最低でも2歳いっぱいくらいまでは待つべきなのでは

そんな待たなくてもわかる俺すげーしたいなら知らんけど

ドゥラメンテはどう見ても幼い馬ばかりだし
成長して気性が安定すれば伸びそう

モーリスは単純に鈍足だし無理だろ
あの負けた馬達が成長するとは思えん

初年度最初の20頭の新馬戦3着以内率
キンカメ　　2-1-1-16　20％　初年度勝馬率52％
キズナ　　　1-3-3-13　35％
エピファネイア　　　　40％
ルーラーシップ　　　　30％　初年度勝馬率46％
ダイワメジャー　　　　35％　初年度勝馬率53％
オルフェーヴル　　　　30％　初年度勝馬率30％

初年度最初の30頭の新馬戦3着以内率
キズナ　　2-4-3-21　33％
キンカメ　2-4-2-22　27％　初年度勝馬率52％
エピファ 　　 37％
ルーラー　　　　　　 23％　初年度勝馬率46％
オルフェ　　　　　　 23％　初年度勝馬率30％
メジャー　　　　　　33％　初年度勝馬率53％
ボリクリ　　　　　　27％　初年度勝馬率49％

モーリス　1-4-4-14　39％(23頭）
ドゥラ　　3-3-0-14　30％(20頭)

過去の傾向からモーリスは成功ラインでドゥラは成否ギリギリのライン
モーリスが大型馬が多いから2歳夏ぐらいは小さな馬に完成度の差で惜敗してるけど将来性は高いね

種牡馬別新馬戦3着以内率
ディープ　　　　　51.4％　通算勝ち馬率63.4
キングカメハメハ　30.3％　通算勝ち馬率47.4
ハーツクライ　 32.2％　通算勝ち馬率46.6
ダイワメジャー　 36.7％ 通算勝ち馬率46.1
ロードカナロア　　32.9％ 通算勝ち馬率40.9
ルーラーシップ　 31.9％ 通算勝ち馬率38.5
ハービンジャー　 29.2％ 通算勝ち馬率34.5

ステイゴールド　　22.1％ 通算勝ち馬率35.5
オルフェーヴル　　25.6％　通算勝ち馬率31.7

新馬戦3着以内率は勝馬率と相関性が高く有用なデータ
産駒のアベレージが高いと必然的に新馬戦での好走率が上がるのは当たり前の事だから調べるまでもないデータだけどね
成功のラインは通算3割で5割超えてるディープは異常で近年では4割すら他にいないわけで突出してる

作為的抽出のサンプルでの結果だからなぁ
この先の方が質が落ちそうなのに期待して良いものなのか

モーリスもドゥラメンテもなんか「硬い」って印象だわ
ディープ亡き後は柔らかくて瞬発力があるタイプの種牡馬がいない

モーリス自体は言うほど悪く無いけど
なんつーか切れ味が全然ない、モーリスよりスクリーンヒーローみたいな感じで
弱くはないんだけど勝ちきれないみたいな馬を今後も多く出すんじゃないか

このタイプの場合昇級しても善戦するんよな

まあ、去年の暮れくらいまでは今年のクラシックはハーツ産駒が席巻すると多くの人が思ってたのに今のところは。
な訳だし、今時点の評価としては早く下ろしても両方ともあんまり走らんね。特にモーリスは調教通りにはいかんねってぐらいじゃないの？

モーリスはノーザンの期待馬半分くらい使い切って
いまだにノーザン未勝利だからな
モームリッス

ちなみに先週日曜の新馬4鞍は新馬勝ち3鞍含む
ノーザン上位独占だったけど
当然のように負けたレースはモーリス

2頭ともに出走してる馬ですらユルユルの馬体で晩成型の可能性が高い
キズナやディープ産駒と馬体を比較すれば歴然
2頭ともに初年度だけに、このままユルユルって可能性もあるが、それはクラシックが始まる頃にしかわかってこないだろう

去年の暮れぐらいはハーツ四天王がいつプッツンするかとみんな思ってただろw
サリオス以外のワーケア、マイラプ、ヒュッゲは期待通りだったな
サリオスは意外や意外リスグラシューの再来かもしれん

忖度も、来月までやで
9月からは、ノーザンの有力馬も順次デビューするから無理