藤田菜七子の同期、菊沢一樹が愛のエール！！「どう乗るか腕も問われるよ」

待ちに待ったＧＩ初騎乗が決まった藤田菜七子騎手（２１）＝美・根本。ＪＲＡ女性騎手として初の大舞台挑戦は、競馬学校騎手課程で同期だった菊沢一樹騎手（２１）＝美・菊沢＝ら騎手仲間たちも大いに注目している。

　いよいよ出馬投票が終わり、菜七子がＪＲＡ女性騎手としてＧＩに初騎乗することが確定した。この騎乗を、競馬学校騎手課程で同期だった菊沢騎手も楽しみにしている。
同じ年で同期の関東騎手は彼だけ。

「トレーニングを一緒にすることはないですけど、内容を話したりします」と普段から一緒に食事をするなど、まめに連絡を取り合っている。

　「菜七子が小林（祥晃）オーナーの馬で結果を出して、信頼を勝ち取ったことでチャンスのある馬に乗らせてもらえるんだと思います。コパノキッキングは難しい面がありそうな馬だから、どう乗るのか腕も問われると思う。同期として注目しています」

　ＪＲＡ通算１０１勝の荻野極騎手や同７４勝の坂井瑠星騎手など、３２期生はレベルが高いといわれる。
「僕もＧＩで一緒に乗れるように。負けられないです」という菊沢騎手の言葉からも分かるように、同期生にも大きな刺激を与えた。

　デビュー３３年目を迎えた大先輩の蛯名正義騎手（４９）＝美・フリー＝も「騎手の評価は調教師やオーナーが決めること。流れうんぬんではなく、菜七子が数多く乗れているということは、そういうこと」と証言。
ＧＩの騎乗は、運だけでつかめるようなものではない。そのことは、誰よりも騎手が知っている。仲間たちも注目するそのゲートインが、いよいよ近づいてきた。　（柴田章利）

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そうなの？